Author: Kaylee Rice

勢いが止まらない!実力派 BLACKPINK

デビューとともに韓国で話題となったBLACKPINK。メンバー4人の美しさとスレンダーな姿が注目されていましたが、曲を発表すると独特のミュージックにキレ抜群のダンスでたちまち人気に火がつきました。

2017年に日本デビューしたばかりなのですが、その際に出したミニアルバム「BLACKPINK」はオリコンの週間ランキング1位を獲得。順調な滑りだしで音楽シーン、ダンスシーンの注目を集め続けています。

そんな勢いの止まらないBLACKPINKとはいったいどんなグループなのでしょうか。

 

≪プロフィール≫

JENNIE(ジェニー)リードボーカル、ラップ担当

韓国出身

愛称はジェンドゥギ

 

LISA(リサ)リードラップ、メインダンス担当

タイ出身

愛称はヨリサ

 

JISOO(ジス)リードボーカル担当

韓国出身

愛称はチチュ

 

ROSÉ(ロゼ)メインボーカル担当

オーストラリア出身

愛称はロゼパスタ

 

BLACKPINKというグループ名には「美しいもの、可愛いものがすべてではない」という意味が込められているそうです。

BLACKPINKのメンバーは全員がもともと仲がいいことで知られています。そのため、特にリーダーが誰というのは決めていないのだとか。

LISAはダンスグループで活動、ROSÉはBIGBANGで知られるG-Dragonのミュージックビデオに出演するなど、BLACKPINKとしての活動前からすでに活躍を見せていた4人。日本でのデビュー前から期待の大きさがうかがえます。

BLACKPINKはそれぞれの出身地が韓国、タイ、オーストラリアと国際色豊かなのも特徴といえます。タイ出身のLISAはタイ語と韓国語のほか、英語と日本語も話せるとのこと。日本で活躍するときにも、コミュニケーションには困らないですね。4か国語って…すごいです…。ほかのメンバーも流暢な英語のラップや歌唱がとてもカッコいいので注目です!

 

≪カッコかわいいミュージックビデオ≫

BLACKPINKのミュージックビデオはかわいくもセクシー、そしてとにかくカッコイイのが特徴です。

 

BLACKPINK  마지막처럼 (AS IF IT’S YOUR LAST)

 

こちらは前半のスクールファッションがクールで長い美脚、そして無邪気な表情で歌う4人のPOPな衣装もキュート!最後の長い髪を生かした振り付けも息がぴったりです。こちらはBLACKPINKの難度の高い楽曲のなかでもキャッチーなほうなので、カラオケで歌うならこの曲からの挑戦がオススメです。

 

≪バツグンのキレと手足の長さが映えるダンス≫

BLACKPINKは全員、スラリと伸びた長い手足がとても魅力的。ダンスでもそれが生かされていて、動きに迫力としなやかさがあり、その美しさは観ていてうっとりしてしまいます。

 

BLACKPINK 붐바야(BOOMBAYAH)

 

リサとジェニーのラップから始まる「BOOMBAYAH」は、ワイルドで独特なメロディーと妖艶な振り付けが絶妙にマッチしていて、とてもセクシーな仕上がりになっています。「AS IF IT’S YOUR LAST」のときとは違った色気のある表情もステキ。後半には彼女らの無邪気な姿も観られるので、多彩な表情とそのギャップを楽しめます。

 

BLACKPINK 뚜두뚜두 (DDU-DU DDU-DU)

 

こちらも独創的なメロディーが耳に残ります。全員が違った声質なので、歌唱の個性が特に生きている作品ではないでしょうか。エスニックな雰囲気もまたBLACKPINKらしいセクシーさを感じさせます。

 

≪パフォーマンスとトークのギャップがかわいい≫

どの作品も魅惑的なパフォーマンスで思わず目が釘づけになります。とても大人っぽくセクシーなダンスを見せてくれるBLACKPINKですが、メンバーは全員まだ20代前半。舞台を降りると屈託ない笑顔で、無邪気な姿を見せてくれます。

 

日本の音楽シーンでも着実に足跡を残しているBLACKPINK。デビュー1年目にして認知度がとても高いのは、鍛えあげられた彼女たちの実力の証といえるでしょう。まだまだこれから成長していく彼女たちから目が離せません。

日本でも、今後はさらにさまざまなシーンでBLACKPINKを目にする機会が増えるのではないでしょうか。韓国、日本にとどまらず、世界での活躍が期待されそうですね。これからがとても楽しみなガールズグループです。

京都で観るノンバーバル舞台 ギア-GEAR-

京阪線「三条」駅から鴨川を渡って、西へまっすぐ進むとあらわれるかわいらしい個性的な建物。こじんまりとした建物内の階段をのぼっていくと、幻想的な世界の入り口に到着します。「調和」をテーマに繰り広げられる感動間違いなしのエンターテイメント。京都を観光するならぜひ観て帰ってほしいと勧めたくなる、観る人を虜にし、根強いファンを増やし続けるギア-GEAR-の魅力にせまります。

 

言葉を使わない舞台

ギア-GEAR-は言葉に頼らないという意味を持つ“ノンバーバル”の舞台です。言葉を使わないからこそ、想像を膨らませて楽しむことができます。また、言葉の壁をこえて、子どもや大人といった年齢も国も関係なく観られるのがギア-GEAR-最大の特徴といえます。目で、肌で感じることのできるさまざまな演出に驚いたり感動したり。上演中は次はどうなるんだろう、とドキドキワクワクが止まりません!

 

こだわりの舞台装置

忘れ去られた古い工場という設定のため、スチームパンクな舞台となっています。上演前から、その内装のつくりに思わず見入ってしまいます。どんな話が繰り広げられるのだろうと創造力をかき立てられる舞台も魅力のひとつです。ホールなどの広い会場に慣れている人だと、かなり小さなつくりに感じるかもしれません。ですが、プロジェクションマッピングなども駆使しているため、この舞台をところせましと動き回るキャラクターはいきいきとしていて、とても躍動感のあるパフォーマンスを見せてくれます。

 

間近で観られる迫力の演技

席によってはキャラクターが本当に間近まできてくれるので、ドキドキしっぱなしです。手を伸ばすと触ってしまうくらいの距離で繰り広げられるど迫力のパフォーマンスは緊張とワクワクでいっぱいになります。最前列の人は足をきっちりそろえて座らないと、パフォーマーの人に当たってしまうのではと思うほどとにかく近いです。マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリング、ドールの5人だけなのかなと感じるほど、あっちでこっちでと起きるハプニングに瞬きを忘れてしまいそうになります。

全体の座席数が多くないので、どの席でも一緒にギア-GEAR-の世界を体感することができるのが魅力です。予約してから訪れるという場合は、かなり時期に余裕を持ってチケットを購入することをオススメします。2回目、3回目の観劇という人は席の位置にこだわってみてもいいですね。運がよければ当日券をゲットできることもあります。

 

多方面で活躍するパフォーマー

マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリング、ドールの5人は交代で演じられています。みなさん全国各地で活躍する相当な実力派の人ばかりで、どの回に来ても豪華なキャストを観ることができます。

海外でも活躍するマイム俳優いいむろなおきさんは、演劇や舞台になじみがないという人でも、テレビなどで見たことのある人もいるのではないでしょうか。その経歴はものすごいのですが、気取ることなくコミカルな演技で思いきり笑わせてくれます。

マジシャンの新子景視(あたらしけいし)さんは朝のテレビ番組やバラエティ番組で、ブレインダイバーとして見たことのある人が多いのでは。目の前で行われるクロースアップマジックをはじめ、幅広いジャンルのマジックを披露。ギア-GEAR-でも目の前で次々とイリュージョンを見せてくれます。

そして、どんな役もさらりとこなす演技力が話題のドール役、佐々木ヤス子さんと劇団壱劇屋の座長としても知られるマイム役の大熊隆太郎さんはなんと最近、ご夫婦になられました。この二人が出演する回を観られるのは、舞台好きにはたまりません!何度も観に来たい!とすっかりギア-GEAR-のファンになったら、キャストが違う回などを選んでみるのもまた、楽しみのひとつですよね。

 

うれしい特典も

誕生月にはグッズが1000円も割り引きになったり、ファンクラブであるギア部に入ると部員証をもらえたりファンクラブ割引があったりと、何度も観に来たい人にうれしい特典も用意されています。特典を活用して、一度観たらクセになるギア-GEAR-をあますところなく何回でも堪能してください。

 

マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリング、ドール。おっちょこちょいだったり自由気ままだったりと、みなそれぞれに違う個性を持ったキャラクターたちが見せる息の合ったパフォーマンスをぜひ一度観劇してみてください。

 

京都市中京区三条御幸町角 1928ビル3階

ギア専用劇場(ART COMPLEX 1928)

電話 075-254-6520(通常開館 10:00-19:00)

https://www.gear.ac/

 

奇才 ティム・バートン

ハロウィンにクリスマスと肌寒くなってきてから訪れる2つの大イベント。日本のハロウィンもここ数年ですっかり定着し、都市部を中心にお祭りムードへと変わります。

そんなハロウィンやクリスマスの時期に姿を現す、ディズニーのちょっと不気味なキャラクターを知っているでしょうか。「ティムバートンのナイトメア・ビフォア・クリスマス」です。ディズニーキャラクターだということはまだあまり知られていなかったりするのですが、今年もサンタクロースのような格好でディズニーランドにその姿を現しました。

ちょっと不気味だけれどハマる人も多くいるナイトメア・ビフォア・クリスマスをつくったのは、多くの映画作品なども手掛ける奇才、ティム・バートンです。また「ビートルジュース」という映画をもとにしたショーがユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われていることも知られています。

この「ビートルジュース」も実はティム・バートンの作品なんです。2大テーマパークともから親しまれているってすごいです。ティム・バートンっていったいどんな人物なのでしょうか。彼の作品をとおして覗いてみたいと思います。

 

プロフィール

ティム・バートン Tim Burton

1958年8月25日生まれ

アメリカ合衆国 国籍

芸術家、映画監督、映画プロデューサー、脚本家

 

ティム・バートンの主な映画作品

1988年「ビートルジュース」

1989年「バットマン リターンズ」

1990年「シザーハンズ」

1993年「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」

1999年「スリーピー・ホロウ」

2005年「チャーリーとチョコレート工場」

2010年「アリス・イン・ワンダーランド」

2012年「フランケン・ウィニー」

ほか

 

映画とティム・バートン

映画が好きな人なら、ティム・バートンの名を意識していなくても観たことのある作品があるのではないでしょうか。特にジョニー・デップの出演作品は多く、彼のファンならば必ず1作品は観ているといえるかもしれませんね。

彼の手掛ける作品は、うす暗いタッチで描かれるものが多いという特徴が挙げられます。ですが、例外として最近の作品では「チャーリーとチョコレート工場」や「アリス・イン・ワンダーランド」が有名になりました。こちらはとても鮮やかな色彩で描かれていて、ほかの作品とはちがった印象を受けます。ただ、登場する人物たちを見ればさすがティム・バートンワールドだな、と納得してしまうような超がつく個性的なキャラクターたちであふれています。

また「アリス・イン・ワンダーランド」で(残念ながら最近になって破局してしまったといわれています)顔の大きな「赤の女王」を演じているのが、子どもももうけて長年パートナーだったヘレナ・ボナム=カーターです。彼女もティム・バートン作品によく参加しています。彼の作品には有名人たちをも魅了する不思議な魅力があるようです。

 

ティム・バートンのイラスト

ティム・バートンはとても多くのイラストを描いていて、日本でも作品展が開かれています。幼いころから絵を描き続けてきた彼の歴史の一部を見ることができるので、それはとても興味深いものでした。スケッチブックに描かれたものから、中には紙ナプキンに描かれた落書きのようなものまで展示されていて、その多くの作品からは彼の繊細さとともに、ちょっとおちゃめな部分も垣間見ることができます。

細いタッチでこまかく描かれる彼のイラストは、独特の味わいがあります。そのイラストは孤独感やどこか物悲しいものを感じさせ、一方で無邪気な暴力のようなものも描かれていたりします。映画など作品として完成するものもあれば、そうでないものも多く存在します。それでも彼は、いつでもどこでもペンを手にとるとひたすらに描き続けているのだな、という印象を受けました。

物販コーナーでは「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のグッズをはじめ、映画化したもののほかに作品展の限定として商品化されたイラストもあり、彼の世界観に最後までどっぷりと浸れるとてもおもしろい展示会でした。

 

暗い雰囲気でちょっぴり怖いイメージもあるティム・バートンの作品ですが、不器用な愛情やピュアな感情など、ただ不気味なだけではないキャラクターたちの個性がとても繊細に描かれています。鮮やかでもモノトーンでもインパクトの強い作品を手掛けつづけるティム・バートン、作品として世に出ていないものがまだまだたくさんあるようなので、これからの活躍にますます期待が高まります。

ガールズグループ TWICE

TWICE(トゥワイス)は韓国で結成された、韓国、台湾、日本の多国籍で構成される9人グループです。キュートなダンスやポップな歌が親しみやすく、マネもしやすいので中高生を中心に人気が高まっています。目にする機会も多くなり、TWICEの曲が流れると振り付けをマネしたくなってしまう人もいるのではないでしょうか。今もっとも勢いがあるグループと言っても過言ではない彼女たちのそれぞれの特徴とTWICEの魅力にせまりたいと思います。

 

TWICEは2015年に番組「SIXTEEN」のオーディションで勝ち残った韓国人5人、台湾人1人、日本人3人の計9人によって結成されたガールズグループです。TWICEというグループ名には「いい音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められているといわれています。また、ファンのことはONCE(ワンス)と呼ばれており、これは「一度の声援を二倍にして返す」という意味からきているといわれています。韓国の公式ONCEは「ONCE CANDY」、海外の公式ONCEは「ONCE JELLY」と呼ばれています。韓国の音楽番組やストリーミングチャートで1位になるなどデビューから1年で華々しい記録を残しており、2017年には「#TWICE」で日本デビューし、瞬く間にその名が知れ渡りました。2017年12月31日には紅白歌合戦への出場を果たしています。

 

とにかくかわいい!

全員それぞれタイプの違う顔立ちですが、9人全員がとにかくかわいいです。石原さとみさんや桐谷美鈴さんが選出されたことでも知られる「世界で最も美しい顔100人」に今年はなんと全員がノミネートされたとのことで、その結果にも注目が集まっています。9人がそれぞれ個性のあるかわいさなので、自分の好きなタイプのメンバーも見つけやすそうですね。

 

キレキレでキュートなダンス!

TWICEはポップな曲調に合わせた、息のあったキレキレのダンスも魅力的です。セクシーキュートなダンスはサビになるとシンプルなフリが多くなるので覚えやすく、マネしやすいのが特徴的です。初めて見てもなんとなく見よう見まねで楽しめるので、カラオケなどみんなで歌って踊って、一気に盛り上がれます。

 

MVがおもしろい!

ストーリー性のあるミュージックビデオは9人の個性の活きた作品となっていて見応えがあります。ストーリーに沿ったキャラクターを演じる彼女たちの、コントのようなかわいくもコミカルな演技がみどころです。カラフルに描かれる世界観が曲調とあっていて、彼女たちのそれぞれのファッションもミュージックビデオの魅力のひとつになっています。

 

メンバー紹介

ナヨン…韓国人メンバー。1995年9月22日生まれ。リードボーカル。リードダンサー。

最年長メンバー。ファンサービスが定評でファンサの女神とも呼ばれています。

 

ジョンヨン…韓国人メンバー。1996年11月1日生まれ。リードボーカル。

MVでは男前なキャラクターを演じることが多いですが、実は甘えん坊なのだとか。

 

ジヒョ…韓国人メンバー。1997年2月1日生まれ。メインボーカル。リーダー。

TWICEのリーダー。歌唱力に定評があります。

 

ダヒョン…韓国人メンバー。1998年5月28日生まれ。リードラッパー。

笑顔がステキなムードメーカーです。

 

チェヨン…韓国人メンバー。1999年4月23日生まれ。メインラッパー。

努力家タイプのやんちゃキャラとのうわさがあります。

 

ツウィ…台湾人メンバー。1999年6月14日生まれ。リードダンサー、サブボーカル。

唯一の台湾人メンバー。シャイな美少女という印象です。

 

モモ…日本人メンバー。1996年11月9日生まれ。メインダンサー。

キレのあるダンスパフォーマンスが魅力的です。

 

サナ…日本人メンバー。1996年12月29日生まれ。サブボーカル。

愛嬌のある天然系美少女です。日本語はコテコテの関西弁なのがギャップ。

 

ミナ…日本人メンバー。1997年3月24日生まれ。リードダンサー。サブボーカル。

アメリカ生まれの日本育ち。物静かな印象とは違い、ファンサービスに定評があります。

 

日本人メンバーのミナ、サナ、モモは「ミサモ」の愛称で親しまれています。ミナは兵庫、サナは大阪、モモは京都の出身なので、ミサモが集まると自然と関西弁が出てしまうようです。YouTubeなどで器用に言葉を使い分けている姿を見ることができます。

 

全員が歌って踊れてかわいい、3拍子そろったメンバーで構成されるTWICE。さまざまな記録を出し続けている彼女たちの勢いはまだまだ止まりません。キャッチーなメロディーとかわいい振り付けでまた新しい作品を発表してくれるのが楽しみです。これからの彼女たちから目が離せません。

シンガーソングライター 高橋優

CMダイハツ「新型キャスト」でおなじみの「明日はきっといい日になる」や夏の高校野球応援ソング「虹」などで広く知られるようになった高橋優さん。一度は耳にしたことのあるヒット曲と、それとはまた違ったテイストの名曲などを通して、高橋優さんの魅力にせまります。

 

1983年12月26日生まれで秋田県出身。

迫力があるのにどこか優しさも感じられる独特の歌唱力が印象的な高橋優さん。胸が熱くなるようなメロディーや聴いていると落ち込んだ気持ちも前を向けそうな明るい歌詞の作品が次々とヒット曲となっています。

そんな明るく前向きな曲とは違い、悲しく胸をしめつけられるような歌詞を綴った作品もまた、彼を語るうえでは欠かせないテーマとなっています。陰と陽を巧みに描き分ける彼の作品をみていきましょう。

 

 

~憎しみが入る隙もないくらい笑い声が響く世界ならいいのに~

「福笑い」

笑顔をテーマに描いた作品です。笑顔ってなんだか単純なことなのにその力ってすごいんだと、どこを切り取ってもハッとさせられる歌詞になっています。「あなたは今笑っていますか?」そう問いかけてくる彼の言葉が、疲れ果て無表情で仕事に忙殺されている姿を鏡で映し、気づかせてくれるような気がします。キャッチーなメロディーですんなりとしみ込んでくる作品です。

 

~どんなことも‘昨日’になった~

「CANDY」

高橋優さん自身が小学生のときに体験したいじめをもとに描かれた作品です。キャンディとは同級生が差し出した絵の具。あまりに残酷な描写のなかに絵の具のキャンディがひどく鮮やかにドロドロと絡みつくような印象を受けます。どんなひどい目にあっても彼には揺らぐことのない信念がありました。永遠のような日々もいつか終わるものなんだと、彼はインタビューで語っています。

 

~思い通りの人生じゃないとしてもそれも幸せと選ぶことは出来る~

「明日はきっといい日になる」

毎日という日々を送るなかで辛い日も悲しい日も訪れますが、前向きにとらえるかどうかは自分次第なのだと教えてくれます。サビで繰り返される「いい日になる」を聴いているうち、前向きな気持ちにさせてくれる、落ち込んだときに隣で励ましてくれるような作品です。

 

~“素敵な未来(あす)”を夢に描くコトさえダメだった…。~

「こどものうた」

平成を生きる子どもたちを取り巻く環境の不条理さを描いた作品。毎日、ニュースで取り上げられている悲しい知らせにもどうにか立ち向かえと力をくれるような曲です。ミュージックビデオではギターを激しくかき鳴らしながら歌う高橋優さんの指が最後に血だらけになっているシーンが、より力強さを感じさせます。「生き抜け」そんなメッセージを感じられる作品です。

 

~信じられる人がいると日々が少し明るくなる~

「現実という名の怪物と戦う者たち」

人との出会いやつながりを大切に歌いあげる高橋さんらしい作品です。自分の従来の考え方も赤裸々に描く高橋優さんだからこそ言える、背伸びをしない言葉でつづられています。支え合い、ぶつかり合いながらも目指す場所は決して一人では行けない、人と人との関わりが分かりやすく丁寧に描かれ、かつ明るいメロディーなので、さらりと心にしみ込んできます。

 

~誰かじゃなくあなたがしたいこと教えてよ~

「犬」

高橋優さんの得意な風刺のきいた歌詞が小気味よくリズムに乗っていて、頭の中でリフレインします。不自由な生き方に慣れてしまった自分に突き刺さる、本当の自由とは何かというメッセージ性の強い曲になっており、その問いかけに思わずドキッとしてしまいます。なぁなぁで生きていくことが当たり前になった自分を見せつけられている気分になり、考えさせられます。

 

 

高橋優さんの作品は、いつの間にか忘れてしまった大切な物事をふっと思い出させてくれるような歌詞が多いのが特徴的ともいえます。耳に残るメロディーがその歌詞のメッセージ性をさらに強くしているのが印象的です。そしてその歌声は、聴く人を包み込むような優しさとパワフルさが織り交ざっていて、気が付けば思わず聞き入ってしまっていることでしょう。

つらい思いを知っているから、本当の優しさを持っているからこそ描けるのだろうな、と感じる、個性的な歌詞とメロディーが織りなす高橋優ワールドがそこに存在します。ストレートかつ独特な表現方法で、歌詞で読んでもとても興味深いものがあります。この世界観に浸る心地よさをぜひ体験してみてください。

アーティスト 米津玄師

ドラマ「アンナチュラル」のエンディングテーマとして書き下ろされた「Lemon」が大ヒットとなり、多くの人に知られるようになった米津玄師さん。今では彼の曲を、街中で一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。そんな人気の急上昇を遂げた彼のこれまでの作品やバックグラウンドをご紹介していきます。

 

プロフィール

米津玄師(よねづけんし)さんは徳島県出身の1991年3月10日生まれ。ハチ名義で作品を手掛けていた時期があり、その才能はすでに世界から注目されていたようです。また、ミュージックビデオのイラストは自身で描かれているほか、ビデオグラファーとしての顔も持っており、その才能はとどまるところをしりません。

一時は美術の学校に通ったこともあるようですが、中退されているようです。独学でここまでの作品が描けるのかと驚くその画力は、作品展を開催するほど。色鮮やかでポップなものからモノトーンで描かれたシック作品まで、そのテイストはさまざまです。

あたたかでこまやかなタッチのイラストと曲との一体感は目からも耳からも訴えてくるものがあり、思わず時間を忘れて見入ってしまいます。「ゴーゴー幽霊船」や「アイネクライネ」作品のイラストがよく知られているでしょうか。

 

米津玄師さんは、歌詞の言葉の選び方や声質、メロディーラインなど、その個性的な表現方法で魅せられる人が増え続けている、これからも目が離せないアーティストのひとりです。歌詞にある独特の言い回しは、耳に残ると同時に考えさせられるものがあります。すんなりと入ってこない聞きなれないフレーズの響きだからこそ無意識のまま印象に残り、気付くと繰り返し口ずさんでしまうのでしょう。その柔軟で自由な言葉づかいもまた、米津玄師という人の大きな魅力のひとつだと思います。

代表的な楽曲には悲しみや切なさを繊細に描いた作品が多く、歌詞からもメロディーからもにじみ出る味わいがファンを強く惹きつけてやまないのかもしれません。泣きたいときや自分に優しくなりたいときに、じっくりと聴きたくなります。

また、疾走感のある「ピースサイン」や「LOSER」のように、思わずリズムを刻んでしまうカッコイイ曲もあり、魅力は尽きません。

 

 

「打上花火」

有名作品への楽曲提供や歌手、芸能人とのフューチャリングなどでも知名度を上げていることから、米津玄師という名に聞き覚えのある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

「打上花火」はアニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌として起用されました。ウィスパーボイスが魅力的なDAOKOさんと米津さんの力強くもどこかさびしげな歌声が、打上花火のようなはかなさを連想させる楽曲となっています。この作品は楽曲としてだけではなく、映画との一体感も高く評価されており、米津さんの感性の豊かさがあらわれているといえます。

 

「Lemon」

作品の背景が丁寧に織り込まれている楽曲にドラマ、アンナチュラルの「Lemon」も挙げられます。歌い出しのドラマとのマッチング具合が、毎回観る者の涙を誘い、登場人物の背景をよぎらせます。「Lemon」はミュージックビデオもまた印象的です。米津さんが登場する女性の履いているヒールを履いて歌うというシーンがあります。失った女性を象徴するヒールを共有することでその喪失感が表現されており、切なく歌い上げる米津さんの歌声とともに深い悲しみが伝わってくるような仕上がりとなっています。

 

「アイネクライネ」

やさしい色づかいのミュージックビデオが印象に残る「アイネクライネ」で米津玄師さんのファンになった人も多いかもしれません。自分という存在を認めてほしいと思う反面、知られることへの恐怖もある、そんな揺れ動く心の葛藤を丁寧に描いた作品です。“名前を呼ぶ”というフレーズが、心のよりどころとなる場所を見つけるまでのキーワードのように使われており、曲の最後には受け入れてもらえるという安心感を与えてくれたような気持ちになります。自分なんて…と悲観的になってしまうとき、そっと心に寄り添ってほしい曲です。

 

 

切ない楽曲のイメージが強い米津玄師さんですが、ほかにも「LOSER」のようにクールな曲や「ピースサイン」「春雷」のようなカッコいい作品もあります。また「MAD HEAD LOVE」や「ポッピンアパシー」「ゴーゴー幽霊船」のようにユニークな曲や個性的なミュージックビデオもあり、まだまだこれからどんな作品を出してくれるのかとても楽しみなアーティストです。

ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』公開(感想とコメント)

ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』が2018年3月16日に公開されました。アカデミー賞W受賞、さらに、監督はあの名作『トイストーリー3』でおなじみのリー・アンクリッチ監督。こんな一流づくしの作品を鑑賞せずにはいられません。そんなわけで、早速『リメンバー・ミー』を映画館で見てみました。ネタバレが含まれますので、内容を知りたくないという方は、閲覧をお控えください。

 

舞台はメキシコの死者の祭り

 

舞台はメキシコ。この国には、死者を弔い、素敵な思い出を振り返る死者の日というものがあります。そんな特別な日を迎えた主人公ミゲル。彼の興味はどちらかというと…音楽のみ。小さな頃から、ずっと一流のミュージシャンになることを夢見てきました。しかし、家族は皆、ミゲルに音楽をやめるよう説得します。説得というよりも、音楽を毛嫌いしているという表現の方が正しいでしょう。ミゲルは音楽を自由に楽しませてくれない家族に反発するように、死者の日すら、蔑ろにすることに…。お祭り気分に酔いしれる人々と、音楽だけを追い求めるミゲル。

 

音楽が毛嫌いされる理由は過去に

 

ミゲルの家族が皆音楽を毛嫌いする理由は、ただ一つ。先祖にミゲルのおばあちゃんのお父さんに当たる人、つまり、ひいおじいちゃんは音楽を愛する人でした。音楽への思いが強いあまり、家族を捨ててまで夢を追ってしまったのです。そんな忌まわしい記憶があるからこそ、家族は皆、ひいおじいちゃんをまともな家族とすらみなしていないのでした。

 

忘れられる存在とは

 

死者の祭りの大事なキーワードは思い出です。死者の日というものを設けることで、人々は、改めて、今の自分が先祖からのつながりであることを思い出し、死んでいった皆に感謝をするのです。その際に大事なのが、思い出。「おじいちゃん、おばあちゃん…あんな人だったね…」と皆で思い出話に花を咲かせます。さらに、忘れてはならないのが祭壇です。各家庭に用意されているもので、ここに、先祖の写真が飾られます。…それが普通なのですが、ミゲルの家の祭壇にある、ひいおじいちゃんの写真は顔の部分がありません。それだけ、家族から恨まれているということなのでしょうか…。

 

死後の世界へ…

 

夜のこと。憧れのミュージシャンのお墓に忍び込んでギターを借りようと(大会に参加するにはギターが必要という理由で泣く泣く)したミゲルでしたが…いつの間にか、世界の裏側へと渡ってしまいます。周りにはたくさんの骸骨人間が。つまり、たくさんの死者が、死後の世界から、家族に会いに帰ってきたのです。そう、死者の日はそんな特別な日。死者は美しい花でできた、オレンジ色の橋を渡って、現世にやってきます。しかし、全ての死者が橋を渡れるわけではありません。通行するには、特別な審査を通過する必要があるのです。条件は、現世の誰かに覚えてもらっていること。そして、写真が祭壇に飾られていること。

 

向こう側へ行けない男と出会う

 

ミゲルは、憧れのミュージシャンを探し求め進みます。そんなある時、彼を知っていると言う謎の男が現れます。「助けてあげるから、代わりに、俺の写真を現世の祭壇に飾ってくれ。そうすれば、俺は橋を渡ることができる」と言うのです。つまり、向こう側に渡れないから、うまく協力して、助け合おうという魂胆。仕方なく協力するミゲル。伝説のアーティストに会うためにいい方法を思いつきます。それは、彼の主催するパーティーへの参加権をかけて戦われるコンテストに参加すること。これで優勝すれば、その男に一目会うことができます。

 

コンテストに参加した結果…。ここからが一番の面白いどんでん返しが畳み掛けで始まるので、是非とも続きは本作品をご覧ください!

 

文化と視覚的技巧、ストーリーが調和

 

最後に、コメントに比重を置いておきましょう。この作品の素晴らしさは、文化的背景の説明(無理せず、メキシコの文化や風習に触れることができる)、視覚的技巧、そしてストーリーが見事に調和している点にあります。物語に吸い込まれ、カラフルな異世界を視覚的に楽しんでいるうちに、メキシコならではの「死後の世界と現世の関わり方」を体で感じることができます。生と死についての考えや価値観は宗教や国、地域で大きく異なるもので、メキシコのそれに触れられるのは、とても貴重な経験です。単なる「よくできたストーリーだった」で終わらないところが、この作品の深みだと言えるでしょう。

Googleの創設者ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの不思議な背景

 

Googleという名前を耳にしない日はない。そう言っても過言ではないほどにこの企業の知名度は世界中に知れ渡っています。現に、この言葉を口にせずとも、ほとんどの人がパソコンやスマートフォンを経由して、Googleの提供するサービスを利用しています。検索エンジンは言わずもがなGoogleの得意とするところですが、これのサービスは多岐に渡ります。ドキュメント、スプレッドシートなどは多くのビジネスパーソンが利用していることでしょう。広告AdWordsは「広告掲載と言えば」というほどの業界基準です。さらに、Googleマップも圧倒的な市場シェアを誇ります。もはやGoogleなしでは満足な生活が行えない…と奈落の底に突き落とされるような気分になる人も少なくないでしょう。そこで今回はそんな世界企業Googleの生みの親に焦点を当ててみましょう。Googleの創設者は2人います。ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンです。彼らは本当にユニークな存在です。もちろんGoogleという企業を作り上げることができたのですから、それだけ特別な才能を持っているのでしょうが、それだけでなく、「え、意外すぎる」と思うことすらあります。

 

Google当初のウェブサイトはお粗末なレベルだった?

 

Googleと言えば、ウェブ業界の覇者のような存在。しかし、そのGoogleの最初のウェブサイトは決して素敵な仕上がりではありませんでした。なぜだと思いますか?Googleの創設者だったら、ウェブサイトの構築くらいはお手の物でしょ…と思いたくなりますが、決してそんなことはありません。ラリー・ペイジもセルゲイ・ブリンも…二人ともHTMLすら知らなかったのです。HTMLはコーディングの基本中の基本です。Googleの創設者がこんな基本すら知らなかったなんて、意外すぎる事実です。

 

Googleという名前はミスから生まれた?

 

Googleという名前は今でこそ完全に世間に定着していますが、本来、この名前は生まれるはずではなかったのです。というのも、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが会社の登記やドメイン(ウェブサイトのアドレス、つまりURL)の登録を行う際に、本当はgoogolと名付けようとしたのですが、綴りを間違えてしまい…結果としてGoogleになったのです。信じられませんね。そもそも、会社の名前にしようとするくらいですから、普通、ちゃんと下調べはしますよね。その当時にインターネットがまだ今ほど普及していなかったとしても…人に聞いたり、辞書で引いたりするくらいはできるはずです。

 

ラリー・ペイジはパソコンマニアだった?

 

ここまでの話だけを聞くと…ラリー・ペイジはパソコン関係が全然ダメなんじゃないの?と思ってしまいがちですが…決してそんなことはありません。これについて、詳しくご紹介しましょう。衝撃的な話ですが、1980年代はまだコンピュータが普及していませんでした。実際に、1980年代半ばまでは商業レベルでの展開すらされていなかったのです。だから、1980年以前にパソコンと共に育った子は少なく、ラリー・ページはその中の貴重なひとりでした。これは主に父親のカール・ペイジからの影響によるものです。ラリーが生まれる前に、彼の父親はすでに新しく誕生したばかりのコンピューターサイエンスという分野を開拓する存在でした。なんと、1965年の段階でこの分野で博士号を取得していました。ラリー・ペイジの幼少時代、父親はミシガン州立大学で教鞭を執っていました。このような家系がラリー・ペイジによるパソコンへの関心と情熱の土台となっています。

 

ページランクの誕生

 

ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは、バックリンクに基づいてページの順位付けを行うという内容の論文を作成しつつ、その研究プロジェクトを ‘BackRub’と名付けました。当時、ワールドワイドウェブには約1,000万ものWebページがあったため、これらのページをすべてクロールすることの負担は莫大でした。ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンはバックリンクデータをページランキングに変換するアルゴリズムの開発を開始し、Googleの基盤であるページランクという概念が生まれました。